こんにちは。フリーランスでWebデザイナーをしている山城です。今日は3連休の最終日、皆さんは何をして過ごされましたか?私は一昨日と昨日は仕事&ポケモンGOのイベント参加でかなり忙しい2日間を過ごしました。最近ずっと日差しが強いことに加えて、新型コロナが再流行しているようですので、体調管理に気を配って頑張りたいです。
今日の記事では、Webデザインのお仕事の中でとある学びを得ることができたので、記録として書いていこうと思います。デザインやコーディングなどのスキルの話ではなく、仕事をさせていただく上で頭にいれておきたいマインドの話です。
依頼内容について
先週の木曜日に、クラウドワークス経由でとある企業様のHP制作の依頼を受けることになりました。「簡単な作り、20代~40代ビジネスマン向け、行政向け」デザインのサイトを作ってほしいとのことでした。
また、当初はテキストや画像は私の作業が完了した後にクライアント様ご自身で挿入する段取りでしたので、私は複数のセクションと枠を設けることを求められました。実際には、ある程度作った状態でお渡しして、テキストと画像を挿入した状態でお返しいただいた後に幾つか修正を行いました。また、HTMLとCSSの他、お問い合わせフォームの実装のためにPHPファイルを用意しました。
このような形で制作したサイトは、以下のURLでご覧になることができます。(企業様のHPではなく、あくまで私のドメイン名で公開しているポートフォリオです。)
クライアント様の要望
ご覧になっていただけると、非常にシンプルなサイトに仕上がっていることがわかるかと思います。これは、今後クライアント様が運営し続けるためにできるだけ簡素な作りにしてほしいとの要望を受けたからです。
作業の中で、私はより見栄えを良くするためや、サイトの機能性を上げるために幾つかの提案をしました。しかし、クライアント様のご判断でそれらは採用しないことになりました。
この時私は、お客様がよりクオリティの高いサイトを求めているわけではないことに気が付きました。
それ以前は、自分の制作物はできる限り高いデザイン性や機能を付ける必要があると考えていましたが、今後自分でサイト運営されるお客様の中には、最低限のシンプルな機能を備えたものを必要とされる方もいらっしゃいます。また、今回の場合は行政向けのデザインにしてほしいとのことでもあったので、遊び心を抑えたデザインが求められました。
このように、Web制作を行う際は、自分にとってより良いと感じるものを作るというよりは、クライアント様が求めるサイトのイメージを尊重することが大事だと思います。もちろん、できるだけ見栄えの良いサイトを求める方もたくさんいらっしゃいますが、サイトのクオリティを上げることよりも、クライアント様の希望を叶えることが何より大事です。
そのためにも、制作の際はきちんとヒアリングを行い、ご希望のデザインやイメージ、機能についてしっかり共有することが必要です。今回案件でそれを実感しました。